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【読書】流星の絆(東野圭吾著)

2008年10月10日
NikiNiki会員 みっちゃんパパさんの日記から


流星の絆(東野圭吾著)




【あらすじ】
洋食屋を営む両親に内緒で,流れ星を見に兄妹三人でこっそり出かけたあの夜。
天気予報どおりの雨で流星が見られず,がっかりして帰り着いた我が家では,
両親が何者かに殺害されていた…。


施設で育ち,世間の荒波にもまれる兄妹たち。

プランナー役の長男,功一。

変幻自在に人格や容姿を操る次男,泰輔。

抜群の容姿と切れのいい会話で相手を篭絡する妹,静奈。

そう。
成長した彼らは詐欺師となり,持てる奴らから金を騙し取って生きているのだ。


そんなある日,次のターゲットに選んだレストランの一人息子は,
新規出店に熱い情熱をもつが,
他方で女性とのやりとりには全くと言っていいほど自信がない。

そんな男に,静奈はこれまで全くなかった罪悪感と,胸の高鳴りを覚える。
しかし,幼いあの日に犯人の顔を見たという泰輔からすれば,その男の父親こそが,そいつだというのだ!


時効まであとわずか。
犯人逮捕の動きのない警察を相手に,兄妹たちの最後の挑戦が始まる…。




詐欺師としての,獲物との駆け引き。

肉親を殺された遺児としての,警察とのやりとり。

それから,犯人と確信している男へのアプローチ。

危ない綱渡りを繰り返しながら物語は進んでいく。



あまりにもヤバい橋に,ドキドキが抑えられなくて,読むのを中断した小説なんて,生まれて初めてだ!

でも最も重要なファクターは,表題にもあるように,兄妹の心の繋がりなんだと感じた。

互いを気遣う気持ち,「絆」こそが,この物語を紡がせ,感動的なラストを生んだんだと。 


さて。
若手のイケメンたちと美少女、脚本は人気の宮藤官九郎でドラマ化されるらしいが。。

絆をテーマとしたこの深い物語をどう脚色して,我々のところに届けてくれるのか?

それも楽しみである。


オススメ度;★★★★★


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