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『平内海中温泉』熊毛郡屋久町

2008年06月05日
NikiNiki会員 カミタクさんの日記から


『平内海中温泉』熊毛郡屋久町



平内海中温泉は、ユネスコの世界遺産の島・屋久島の温泉です。

平内海中温泉は江戸時代から知られており、黒川達爾雄『いで湯の国・鹿児島かごしま文庫 (41)』に引用されている、幕末に編纂された『三国名勝図会』によれば「平内村海辺にあり、硫黄気ありて、疥癬の類を治す」と書かれているそうです。

満潮になると海中に没してしまうので、1日に2回干潮の前後約1~1.5時間(1日4~6時間)にしか入れないことで有名な、幻の秘湯です。以前から入りたくてたまらなかったので、屋久島旅行の際の最大の目的は、この平内海中温泉でした。干潮の時にしか入れないので、潮汐表等で、干潮時刻を事前に確認することが必要です。



私が入湯した2005年10月25日は朝の干潮が朝の6時09分だったので、朝4時半に起きて泊まっていたホテルを5時半頃出てレンタカーを運転して行き、早朝に入湯して参りました。



平内海中温泉の正しい入り方(入浴マナー)どおり、土足禁止エリアに入ってからは裸足で歩き、混浴だけど水着を付けず、入湯する前に体を上がり湯で洗ってから入りました。


入湯している内に夜明けが来て、温泉に浸かりながら迎える夜明けは最高だなぁ、と思いました。

一緒に入湯していた地元のおじさまがとても親切でいろいろと教えて下さり、このような地元の方との触れ合いが、このような温泉の魅力です。
地元の人達の生活に密着していながら、かつ観光客にも親切で開放的で、「人と人との触れ合い」の点でも素晴らしい所でした。



平内海中温泉はほとんど自然のままと言ってもいい、野趣溢れる無人野天の秘湯露天風呂ですが、屋久島の温泉の秘湯の中では衛生的にも最も綺麗だと思いました。不潔恐怖症系温泉マニアである私にとっても、とても気持ち良く入浴可能な野天自然湯です。湯泊温泉がすぐ近いので、併せて楽しむことをお薦めします。


単純硫黄泉だというのが実感できる程、心地よい硫黄の匂いがぷーんと漂って来て、アレルギー性鼻炎で慢性的に鼻づまり状態の私でさえ、硫黄の香りを楽しむことができました。

硫黄泉だけが温泉だけではないのですが、やはり私のように「温泉ファンだけど、特に詳しい訳ではなく、うんちくをたれるつもりもない」者にとっては、硫黄の匂いを嗅ぐと最も温泉らしさを感じます。

浴槽によって温度が違うので、あったまりたい時、長湯をしたい時など、浴槽を使い分ける楽しさもあります。

平内海中温泉は清潔な温泉ですが岩は海藻で滑り易いので、足下に気を付ける必要があると思いました。
或る意味1日に2回ずつ海水で洗い流されるので、レジオネラ菌などによる汚染は心配なく清潔なのだ、と地元のおじさまが誇っておられました。自分の集落の温泉を素朴に自慢に思える様は素晴らしく、言っておられる方も聴く私も楽しくなれます。


とにかくここは素晴らしいっ!

温泉が好きなら、屋久島に行く機会があるならば、
平内海中温泉に行かないと絶対に後悔する、と言っても過言ではないです。




『平内海中温泉』
熊毛郡屋久町平内
TEL:0997-46-3221(屋久町観光課)
利用時間:干潮時の前後2時間
料金:寸志
駐車場:3台
泉質:単純硫黄泉




Posted by kts-conweb at 16:22│Comments(0)カミタクさんの日記
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