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【読書】二本指のピアニスト(ウ・カプスン)

2010年01月28日
NikiNiki会員 みっちゃんパパさんの日記から


『二本指のピアニスト』 ウ・カプスン 著

【内容】

「あざらし型奇形」という先天的な病気を持って生まれた韓国の少女、イ・ヒア。
鉛筆さえ握れなかったヒアが、世界で活躍するピアニストになるまでの軌跡をたどった。

半身不随の傷痍軍人との結婚、ヒアの膝切断手術、そして自身の癌との戦い…次々と襲いかかる試練と向き合いながらも、母子はひたすら明るく前向きに生きている。
(「BOOK」データベースより)


障害児・者に対するあからさまな視線というのは,日本よりも韓国の方がひどいらしい。

少なくとも日本では,障害児・者に対し,不快感を示すような顔をその場でしたりという場面には,あまり遭遇しないから。
…たまたま私がそうだったというだけかもしれないが。

そんな我が家にも,
「妊娠中に奥さんがお酒を飲んだの?」「タバコを吸ったの?」というようなことを正面から聞く方もいた。

韓国では,その他に
「前世での母親の所業が悪かったから」という通説があったのだそうだ。
この通説は,今でも語られているのだろうか…
母親にとっては,いたたまれないことだろうと想像するに難くない。


両指が二本,また膝から下がごくごく細く生まれた少女は,
「鉛筆を握る」握力がなかったため,ピアノの練習をさせることになる。

母親との猛特訓の甲斐あって,
韓国内はおろか,世界的に招待されるようなピアニストへと成長するのだった。

天真爛漫な彼女の奏でるピアノは,聞く人の心を捉え,気持ちを優しくするに違いない。

そして沢山の人に希望を与えるはずだ。
念じて「努力すれば」叶う,と。

オススメ度;★★★★★


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