2009年のラッキーカラー♪
2008年12月11日
NikiNiki会員 めいさんの日記から
年の瀬は、
何かと不安材料が多いまま
2009年に突入しようとしていますね。
ニュースを読むのが辛いこの頃です。
来年はどんな年になるのかな?
あなたにとって少しでもよりよい2009年になるために、
ラッキーカラーをお知らせします。
2009年丑年の風水によるラッキーカラーは…
「ピンク」「黄色」「ゴールド」の3色だそうです。
サブカラーというのがあって、
それは「ベージュ」だそうです。
風水による、それぞれの色の説明です。
↓↓
「ピンク」
ピンクは未来に夢を託し、新しい縁の広がりや家族の和、
愛情と恋愛の運気をアップさせる。
「黄色」
黄色は金運アップの最強カラー。
財産である子孫繁栄と不動産や家族を支える金運を高め、
老後のお金の不安をなくしてくれる。
「ゴールド」
ゴールドは金運や財産、仕事運をアップさせ
チャンスを作り、タイミングを整える。
「ベージュ」
ベージュは家族運や安心のパワーがある。

2009年のラッキーカラーは、
元気が出る、暖かくて明るい色ですね♪
年の瀬は、
何かと不安材料が多いまま
2009年に突入しようとしていますね。
ニュースを読むのが辛いこの頃です。
来年はどんな年になるのかな?
あなたにとって少しでもよりよい2009年になるために、
ラッキーカラーをお知らせします。
2009年丑年の風水によるラッキーカラーは…
「ピンク」「黄色」「ゴールド」の3色だそうです。
サブカラーというのがあって、
それは「ベージュ」だそうです。
風水による、それぞれの色の説明です。
↓↓
「ピンク」
ピンクは未来に夢を託し、新しい縁の広がりや家族の和、
愛情と恋愛の運気をアップさせる。
「黄色」
黄色は金運アップの最強カラー。
財産である子孫繁栄と不動産や家族を支える金運を高め、
老後のお金の不安をなくしてくれる。
「ゴールド」
ゴールドは金運や財産、仕事運をアップさせ
チャンスを作り、タイミングを整える。
「ベージュ」
ベージュは家族運や安心のパワーがある。

2009年のラッキーカラーは、
元気が出る、暖かくて明るい色ですね♪
マミーの駅を赤く塗れ!
2008年05月19日
NikiNiki会員 めいさんの日記から
5月18日(日)
お天気:快晴
「マミーの駅を赤く塗れ!」計画は、
たくさんのNikiNiki会員さんの協力の下大成功でした♪




そして、マミー駅を塗りに行ったのに、
マミー一家のおもてなしを受けました。
お昼には美味しいお弁当を頂き、
マミーのジュースは飲み放題。

道の駅の無料入浴券を頂き、
ももさん、はにぃ〜ちゃんと
裸の親睦会。
温泉から上がると
BBQがすでに始まっていて、
く〜っ!
お肉、美味いっ!
お野菜もたっぷり、
こさん筍の丸焼きもグ〜〓
あ〜もうダメぇ〜
の満腹状態。

マミーも
じゅんか嬢も
マミーマミーも
マミーダディも
マミーブラザーも
ずっとニコニコで
NikiNikiのみんなもニコニコ。
o(^-^)o
みんな三々五々に帰って行ったけど、
ずっと明るい笑い声が
垂水の空に響き渡っていました。
そんな笑い声にぴったりの
真っ赤なマミーの駅になりました。

マミー一家の皆さん、
本当にお世話になりました。
ありがとうございます。
本日
「マミーの駅を赤く塗れ!」にご参加のみなさん、
素敵な笑顔をありがとう♪
5月18日(日)
お天気:快晴
「マミーの駅を赤く塗れ!」計画は、
たくさんのNikiNiki会員さんの協力の下大成功でした♪




そして、マミー駅を塗りに行ったのに、
マミー一家のおもてなしを受けました。
お昼には美味しいお弁当を頂き、
マミーのジュースは飲み放題。

道の駅の無料入浴券を頂き、
ももさん、はにぃ〜ちゃんと
裸の親睦会。
温泉から上がると
BBQがすでに始まっていて、
く〜っ!
お肉、美味いっ!
お野菜もたっぷり、
こさん筍の丸焼きもグ〜〓
あ〜もうダメぇ〜
の満腹状態。

マミーも
じゅんか嬢も
マミーマミーも
マミーダディも
マミーブラザーも
ずっとニコニコで
NikiNikiのみんなもニコニコ。
o(^-^)o
みんな三々五々に帰って行ったけど、
ずっと明るい笑い声が
垂水の空に響き渡っていました。
そんな笑い声にぴったりの
真っ赤なマミーの駅になりました。

マミー一家の皆さん、
本当にお世話になりました。
ありがとうございます。
本日
「マミーの駅を赤く塗れ!」にご参加のみなさん、
素敵な笑顔をありがとう♪
タグ :マミーの駅
紫のカーネーション
2008年05月12日
NikiNiki会員 めいさんの日記から
今日ははなこ先生の
フラワーアレンジメント教室。
テーマは…
「モダンな母の日」です。

珍しい青いカーネーション、ムーンダスト
青色の濃→淡
3色のカーネーションの名前です。
ベルベットブルー
プリンセスブルー
ライラックブルー
高級カーネーションなので
ハサミを入れるのがドキドキ。

赤い花は、テロペアです。
今日ははなこ先生の
フラワーアレンジメント教室。
テーマは…
「モダンな母の日」です。

珍しい青いカーネーション、ムーンダスト
青色の濃→淡
3色のカーネーションの名前です。
ベルベットブルー
プリンセスブルー
ライラックブルー
高級カーネーションなので
ハサミを入れるのがドキドキ。

赤い花は、テロペアです。
そうだ。電車に乗ろう!&不思議な光景
2008年03月31日
NikiNiki会員 めいさんの日記から
『そうだ。電車に乗ろう!』
楽しかった〜♪
待ちに待った、
電車のおうち訪問です。
武之橋の鹿児島市交通局へ
見学に行きました。


大正元年に設立されたここ交通局は、
まだまだ昔の名残がたくさんです。
写真は第二電車車庫。
木組みのこの車庫は
昭和24年に建設されたんですって。
なんと!来年、還暦です。
いつも目の前を走る電車が
とても身近に感じました。
みんな、
電車に乗ろうよ♪
『不思議な光景』
大人の遠足、
交通局バックヤード☆ツアーは、
なんだかとても懐かしい感じがしました。
写真1
昭和23年、
旧軍関係の建物の資材を利用して建てられた庁舎は、
懐かしい小学校の雰囲気です。
庁舎の中の事務所は、
冬は大型ストーブを4つ使うそうです。
隙間風がびゅ~びゅ~入り込んで、
とても寒いそうです。
写真2
交通局での最長老は、
大正元年に建てられた武之橋変電所。
石造りだったため、
第二次世界大戦で鹿児島大空襲にあっても、
無事だったそうです。
そして、今もなお現役です。
写真3
トラバーサーの生まれ年をお尋ねし忘れました。
交通局の中ではまだまだ嘴が黄色い方でしょう。
電車車両を一台乗せて、
そのまま横に移動し、違う線路に移動させます。
古いものから新しいものまで、
全部が仲良く協力し合って、
私達の市電は当たり前のように動いています。
とても不思議な光景です。
大人が15人、ガイドのN係長の説明に耳を傾けます。
「みんな電車が好きなんですね~」
N係長はつぶやきます。
大人の見学ツアーは、
子供より純真な心で見て学び、
そして、わがまま。
とても不思議な光景です。
本日初めてNikiNikiのオフ会に参加された方が
2名いらっしゃいました。
かのあんさん…
いつもコメントでやり取りしているので、
初めての感じがしませんでした。
ひいろさん…
すぐに溶け込んで下さったようです。
じゃあ、さようなら!
ごきげんよう!
次はいつお会いできるかわからないのに
いつも会ってる友人のように、
簡単にお別れしちゃいました。
もっともっと、
たくさんお話すればよかった。
今日も新しい出会いに、ありがとう♪
NikiNiki、ありがとう♪
『そうだ。電車に乗ろう!』
楽しかった〜♪
待ちに待った、
電車のおうち訪問です。
武之橋の鹿児島市交通局へ
見学に行きました。


大正元年に設立されたここ交通局は、
まだまだ昔の名残がたくさんです。
写真は第二電車車庫。
木組みのこの車庫は昭和24年に建設されたんですって。
なんと!来年、還暦です。
いつも目の前を走る電車が
とても身近に感じました。
みんな、
電車に乗ろうよ♪
『不思議な光景』
大人の遠足、
交通局バックヤード☆ツアーは、
なんだかとても懐かしい感じがしました。
写真1昭和23年、
旧軍関係の建物の資材を利用して建てられた庁舎は、
懐かしい小学校の雰囲気です。
庁舎の中の事務所は、
冬は大型ストーブを4つ使うそうです。
隙間風がびゅ~びゅ~入り込んで、
とても寒いそうです。
写真2交通局での最長老は、
大正元年に建てられた武之橋変電所。
石造りだったため、
第二次世界大戦で鹿児島大空襲にあっても、
無事だったそうです。
そして、今もなお現役です。
写真3トラバーサーの生まれ年をお尋ねし忘れました。
交通局の中ではまだまだ嘴が黄色い方でしょう。
電車車両を一台乗せて、
そのまま横に移動し、違う線路に移動させます。
古いものから新しいものまで、
全部が仲良く協力し合って、
私達の市電は当たり前のように動いています。
とても不思議な光景です。
大人が15人、ガイドのN係長の説明に耳を傾けます。
「みんな電車が好きなんですね~」
N係長はつぶやきます。
大人の見学ツアーは、
子供より純真な心で見て学び、
そして、わがまま。
とても不思議な光景です。
本日初めてNikiNikiのオフ会に参加された方が
2名いらっしゃいました。
かのあんさん…
いつもコメントでやり取りしているので、
初めての感じがしませんでした。
ひいろさん…
すぐに溶け込んで下さったようです。
じゃあ、さようなら!
ごきげんよう!
次はいつお会いできるかわからないのに
いつも会ってる友人のように、
簡単にお別れしちゃいました。
もっともっと、
たくさんお話すればよかった。
今日も新しい出会いに、ありがとう♪
NikiNiki、ありがとう♪
タグ :鹿児島市交通局
石のせ甕壺
2008年03月03日
NikiNiki会員 めいさんの日記から
黒酢で有名な福山に行ってきました。


7000個並んだ黒い甕壺に、
菜の花が似合います。
石が乗っている甕壺の中には、
少し熟成が遅い黒酢が入っているそうです。
熟成を促すために、
かき混ぜて手伝うのだそうです。
杜氏の赤池さん、
帽子を振って、さよならしてくれました。
素敵な方でした。
黒酢で有名な福山に行ってきました。


7000個並んだ黒い甕壺に、
菜の花が似合います。
石が乗っている甕壺の中には、
少し熟成が遅い黒酢が入っているそうです。
熟成を促すために、
かき混ぜて手伝うのだそうです。
杜氏の赤池さん、
帽子を振って、さよならしてくれました。
素敵な方でした。
歩いてみたら?
2008年01月29日
NikiNiki会員 めいさんの日記から
先日、
“まちあるき”に参加しました。
私が住んでいる近所、
鹿児島駅の周辺を、
12人でぞろぞろ歩きました。
ところが、
あまりに初めて知ることが多いのに驚き!
特に、この上町市場は知らなかった!

まだアーケードが残っているんですが、
約20件の店舗のうち、
現在営業しているのはたった1件だけ。
他はみんな、シャッターが降りています。
ところがここ、
メチャクチャ趣があるんです。
もったいないなぁ…

中を歩くと、
取り残された古い看板があります。

なんだか不思議な空間です。
その昔、
この近くに映画館もあったとか…
新しいものをドカ〜ンと建てるより、
古いものを知って、
再利用した方が素敵な町になりそう…
そんな感想を強く持った“まちあるき”でした。
皆さんのお近くにも
見失っているだけの、
素敵な場所があるかもしれませんよ。
歩いてみたら?
(*^−')ノ
先日、
“まちあるき”に参加しました。
私が住んでいる近所、
鹿児島駅の周辺を、
12人でぞろぞろ歩きました。
ところが、
あまりに初めて知ることが多いのに驚き!
特に、この上町市場は知らなかった!

まだアーケードが残っているんですが、
約20件の店舗のうち、
現在営業しているのはたった1件だけ。
他はみんな、シャッターが降りています。
ところがここ、
メチャクチャ趣があるんです。
もったいないなぁ…

中を歩くと、
取り残された古い看板があります。

なんだか不思議な空間です。
その昔、
この近くに映画館もあったとか…
新しいものをドカ〜ンと建てるより、
古いものを知って、
再利用した方が素敵な町になりそう…
そんな感想を強く持った“まちあるき”でした。
皆さんのお近くにも
見失っているだけの、
素敵な場所があるかもしれませんよ。
歩いてみたら?
(*^−')ノ
【携帯小説】12月24日最終話
2007年12月25日
※NikiNiki会員 めいRさんの日記から転載しています。
■この回の朗読を聴くことができます。

紅い椿の髪飾り 12/24
イヴなのに
素敵にお仕事をこなして
みなと大通り公園に来た。
イヴのイベントは終わっていて、
イルミネーションだけが美しい。
恋人や家族が
仲良さそうに笑顔を交している。
あと2時間ほどで
イルミネーションも消える。
今年のクリスマスも一人…
淋しいな。
でも、
昨日ここで、
NikiNikiから素晴らしいプレゼントをもらった。
昨日の
タネさんと杉村さんの感動を思い出す。
今までで
一番豪華なプレゼントだった。
さぁ…
フライドチキンとショートケーキをひとつ買って、
早く帰ろう。
コートの襟を立てて
ポケットに手を入れた。
ポケットには
タネさんからもらった紅い椿の髪飾りが入っている。
こんな大事なものを
ありがとう、タネさん…
大切にしますね。
電停に向かおうとすると、
誰かが私を呼ぶ。
「さつき!」
…!
「さつき!」
私を呼ぶ声は、
中国にいるはずの彼だった。
「帰ってきたの?」
ポケットの中の
髪飾りをにぎりしめた。
「探したんだよ。
でもきっとここにいると思ってね。」
「電話くれればよかったのに…」
「驚いた?」
「驚いたわ…」
どっと涙があふれてきた。
「泣くなよ。」
そんなこと言ったって、
びっくりさせるんだもの。
「プレゼントがあるんだ。」
「万里の長城?」
「万里の長城は、来年ね。」
包装紙がない
小さな箱を手渡された。
「開けてごらん。」
笑わせようと思って、
また何か仕込んだわね…
何が飛び出してもいいように
そうっと箱をあけた。
「指輪…」
彼の顔をみあげると
笑ってなかった。
「さつき、結婚しよう。」
声がでない。
「一生放さない。
いいね?」
「うん…。」
泣きながら、頷いた。
「愛してるよ。」
「お婆ちゃんになってもずっと?」
「仲良しのお爺ちゃんとお婆ちゃんになろう。
僕が君の車椅子を押すよ。」
ぎゅうっと、
抱き締められた。
「もっと、
もっと、ぎゅうっ…」
煙草の匂いがした。
ふわふわと
粉雪が舞い降りてきた。
【おしまい】
■この回の朗読を聴くことができます。
紅い椿の髪飾り 12/24
イヴなのに
素敵にお仕事をこなして
みなと大通り公園に来た。
イヴのイベントは終わっていて、
イルミネーションだけが美しい。
恋人や家族が
仲良さそうに笑顔を交している。
あと2時間ほどで
イルミネーションも消える。
今年のクリスマスも一人…
淋しいな。
でも、
昨日ここで、
NikiNikiから素晴らしいプレゼントをもらった。
昨日の
タネさんと杉村さんの感動を思い出す。
今までで
一番豪華なプレゼントだった。
さぁ…
フライドチキンとショートケーキをひとつ買って、
早く帰ろう。
コートの襟を立てて
ポケットに手を入れた。
ポケットには
タネさんからもらった紅い椿の髪飾りが入っている。
こんな大事なものを
ありがとう、タネさん…
大切にしますね。
電停に向かおうとすると、
誰かが私を呼ぶ。
「さつき!」
…!
「さつき!」
私を呼ぶ声は、
中国にいるはずの彼だった。
「帰ってきたの?」
ポケットの中の
髪飾りをにぎりしめた。
「探したんだよ。
でもきっとここにいると思ってね。」
「電話くれればよかったのに…」
「驚いた?」
「驚いたわ…」
どっと涙があふれてきた。
「泣くなよ。」
そんなこと言ったって、
びっくりさせるんだもの。
「プレゼントがあるんだ。」
「万里の長城?」
「万里の長城は、来年ね。」
包装紙がない
小さな箱を手渡された。
「開けてごらん。」
笑わせようと思って、
また何か仕込んだわね…
何が飛び出してもいいように
そうっと箱をあけた。
「指輪…」
彼の顔をみあげると
笑ってなかった。
「さつき、結婚しよう。」
声がでない。
「一生放さない。
いいね?」
「うん…。」
泣きながら、頷いた。
「愛してるよ。」
「お婆ちゃんになってもずっと?」
「仲良しのお爺ちゃんとお婆ちゃんになろう。
僕が君の車椅子を押すよ。」
ぎゅうっと、
抱き締められた。
「もっと、
もっと、ぎゅうっ…」
煙草の匂いがした。
ふわふわと
粉雪が舞い降りてきた。
【おしまい】
【携帯小説】12月24日
2007年12月24日
※めいRさんの日記から転載しています。
長い年月を
ずっと仲良く過ごしてきた老夫婦のように、
杉村さんは
タネさんの車椅子を押して行った。
見守った私達は、
みな呆然としている。
ゆき☆renさんは、
涙で顔がくしゃくしゃだ。
「近いから、
“めいさん”に行こうか。」
ドジャーくんが提案して
みんなでめいさんに行った。
ゆうろんさんが入れてくれた暖かいコーヒーを飲んだ。
ピーチさんが私に聞いた。
「さつきさん
タネさんから何をもらったの?」
「あの紅い椿の髪飾りよ。」
「もし、杉村さんがプロポーズしたら、
タネさんがさつきさんにあげるって、
決めてたみたいよ。」
くるぴーちゃんがそう教えてくれた。
「くるぴーちゃんが、
タネさんと長い時間お話しして、
タネさんのいろんなお願いを聞いてあげたの。」
もとさんが言った。
私はみんなに
杉村さんと話したことを教えた。
「すごいねぇ。
二人とも、心が通じていたんだねぇ。」
小豆さんも感慨深そうだ。
「なんかさ、
NikiNikiってすごくない?」
「さつき、
すごくないって、招待したのは私だからね、
忘れないでよ。」
ケイコが笑って言った。
「いいことしたね〜」
「したよね〜。
一日早いけどクリスマスの奇跡だね。」
「映画みたいだった…」
「タネさん、
幸せになって欲しいね。」
「やっと結ばれたんだもの。
なるでしょ。」
「オヤジ組はお静かね。」
カケス。さんと
おっけい仮面さんは
今頃感動して鼻を垂らして泣いていた。
みんな心を落ち着かせて、
“めいさん”を出た。
明日はクリスマスイヴだ。
霧雨が降り出して寒い。
あ〜これが雪ならいいのに…
鹿児島では無理かなぁ。
指先は折れそうなほど冷たいが、
心はキラキラ宝石で満たされて、暖かい。
イルミネーションの下では、
明日のクリスマスイベントの準備が進んでいた。
早く部屋に帰って、
今日のことをNikiNikiにUPしなくちゃ!
みんな報告を待っているだろう。
私のマイニキは
50人を超えていた。
コメントを返すのが大変だ。
続く…
この日記はフィクションです。
長い年月を
ずっと仲良く過ごしてきた老夫婦のように、
杉村さんは
タネさんの車椅子を押して行った。
見守った私達は、
みな呆然としている。
ゆき☆renさんは、
涙で顔がくしゃくしゃだ。
「近いから、
“めいさん”に行こうか。」
ドジャーくんが提案して
みんなでめいさんに行った。
ゆうろんさんが入れてくれた暖かいコーヒーを飲んだ。
ピーチさんが私に聞いた。
「さつきさん
タネさんから何をもらったの?」
「あの紅い椿の髪飾りよ。」
「もし、杉村さんがプロポーズしたら、
タネさんがさつきさんにあげるって、
決めてたみたいよ。」
くるぴーちゃんがそう教えてくれた。
「くるぴーちゃんが、
タネさんと長い時間お話しして、
タネさんのいろんなお願いを聞いてあげたの。」
もとさんが言った。
私はみんなに
杉村さんと話したことを教えた。
「すごいねぇ。
二人とも、心が通じていたんだねぇ。」
小豆さんも感慨深そうだ。
「なんかさ、
NikiNikiってすごくない?」
「さつき、
すごくないって、招待したのは私だからね、
忘れないでよ。」
ケイコが笑って言った。
「いいことしたね〜」
「したよね〜。
一日早いけどクリスマスの奇跡だね。」
「映画みたいだった…」
「タネさん、
幸せになって欲しいね。」
「やっと結ばれたんだもの。
なるでしょ。」
「オヤジ組はお静かね。」
カケス。さんと
おっけい仮面さんは
今頃感動して鼻を垂らして泣いていた。
みんな心を落ち着かせて、
“めいさん”を出た。
明日はクリスマスイヴだ。
霧雨が降り出して寒い。
あ〜これが雪ならいいのに…
鹿児島では無理かなぁ。
指先は折れそうなほど冷たいが、
心はキラキラ宝石で満たされて、暖かい。
イルミネーションの下では、
明日のクリスマスイベントの準備が進んでいた。
早く部屋に帰って、
今日のことをNikiNikiにUPしなくちゃ!
みんな報告を待っているだろう。
私のマイニキは
50人を超えていた。
コメントを返すのが大変だ。
続く…
この日記はフィクションです。
【携帯小説】12月23日・後編
2007年12月23日
※NikiNiki会員めいRさんの日記から転載しています。
■この回の朗読を聴くことができます。

紅い椿の髪飾り 12/23
「見守ってくれるかね?」
「…はい。」
それ以外の返事はなかった。
くるぴーちゃんに車椅子を押されて
タネさんが近付いてきた。
もとさんとカケス。さんも付き添っている。
杉村さんに10mほどまで近付いた。
タネさんが、
手振りで「止めて」と言った。
くるぴーちゃん達が
車椅子を止めると
タネさんが、ゆっくり立ち上がった。
「あ!
タネさん、歩けるの?」
もう声にもできず、
見守るみんなも金縛り状態だ。
濃いグレーの膝かけが落ち、
もとさんとカケス。さんが慌てて拾った。
くるぴーちゃんが、
そっとタネさんの肩を抱える。
立ち上がったタネさんは、
いつも愛用している、
踝まである汚れたエンジ色のガウンを着ていた。
もっと綺麗な恰好できたらいいのに…
髪の毛を結い上げて、
口紅を塗っていることが救いだ。
くるぴーちゃんに手を添えられたタネさんは、
少しずつ歩き出した。
「タネさんが歩いてる!!」
タネさんは、
杉村さんだけに向って、
ゆっくり一歩ずつ歩いて来る。
一歩が一年だろうか…
近付いていくごとに、
タネさんの頬が桜色に染まって行く。
杉村さんは逆に青ざめていくように見える。
バスのクラクションがなって、
びっくりして車道を振り向いた。
タネさんも驚いて、
杉村さんの前ですくんだ。
杉村さんが、無言のまま
タネさんに近寄る。
二人は動かぬまま
みつめあっている。
お互いの瞳の中に何を見ているのだろう。
「タネさん、
本当に長い間…
申し訳ありませんでした。」
「幸太郎さん。
私…こんなお婆ちゃんになってしまいました。
…
ごめんなさい。」
杉村さんはタネさんの両手をとり肩を震わせた。
タネさんが握っていた右手を開いた。
皺くちゃの手のひらには、
紅い椿の髪飾りが乗っていた。
杉村さんは、
その髪飾りを受け取り、
タネさんの髪にそっとさした。
二人はまた
少しみつめあった。
杉村さんが、
決心したように、
力強く言った。
「タネさん、
私と結婚してくれますか。」
「え?」
「ずいぶんお待たせしました。
僕と結婚して下さい。」
「はい。」
タネさんは、
笑顔で頷いた。
くるぴーちゃんが優しく尋ねる。
「タネさん、
寒いけど、ガウンを脱ぎますか?」
「ええ。」
薄汚れたガウンの下から、
真白なレースのワンピースを着たタネさんが現れた。
白無垢の花嫁だ。
杉村さんは、
タネさんを抱き締めて、
人目をはばからず
号泣した。
続く…
この日記はフィクションです。
■この回の朗読を聴くことができます。
紅い椿の髪飾り 12/23
「見守ってくれるかね?」
「…はい。」
それ以外の返事はなかった。
くるぴーちゃんに車椅子を押されて
タネさんが近付いてきた。
もとさんとカケス。さんも付き添っている。
杉村さんに10mほどまで近付いた。
タネさんが、
手振りで「止めて」と言った。
くるぴーちゃん達が
車椅子を止めると
タネさんが、ゆっくり立ち上がった。
「あ!
タネさん、歩けるの?」
もう声にもできず、
見守るみんなも金縛り状態だ。
濃いグレーの膝かけが落ち、
もとさんとカケス。さんが慌てて拾った。
くるぴーちゃんが、
そっとタネさんの肩を抱える。
立ち上がったタネさんは、
いつも愛用している、
踝まである汚れたエンジ色のガウンを着ていた。
もっと綺麗な恰好できたらいいのに…
髪の毛を結い上げて、
口紅を塗っていることが救いだ。
くるぴーちゃんに手を添えられたタネさんは、
少しずつ歩き出した。
「タネさんが歩いてる!!」
タネさんは、
杉村さんだけに向って、
ゆっくり一歩ずつ歩いて来る。
一歩が一年だろうか…
近付いていくごとに、
タネさんの頬が桜色に染まって行く。
杉村さんは逆に青ざめていくように見える。
バスのクラクションがなって、
びっくりして車道を振り向いた。
タネさんも驚いて、
杉村さんの前ですくんだ。
杉村さんが、無言のまま
タネさんに近寄る。
二人は動かぬまま
みつめあっている。
お互いの瞳の中に何を見ているのだろう。
「タネさん、
本当に長い間…
申し訳ありませんでした。」
「幸太郎さん。
私…こんなお婆ちゃんになってしまいました。
…
ごめんなさい。」
杉村さんはタネさんの両手をとり肩を震わせた。
タネさんが握っていた右手を開いた。
皺くちゃの手のひらには、
紅い椿の髪飾りが乗っていた。
杉村さんは、
その髪飾りを受け取り、
タネさんの髪にそっとさした。
二人はまた
少しみつめあった。
杉村さんが、
決心したように、
力強く言った。
「タネさん、
私と結婚してくれますか。」
「え?」
「ずいぶんお待たせしました。
僕と結婚して下さい。」
「はい。」
タネさんは、
笑顔で頷いた。
くるぴーちゃんが優しく尋ねる。
「タネさん、
寒いけど、ガウンを脱ぎますか?」
「ええ。」
薄汚れたガウンの下から、
真白なレースのワンピースを着たタネさんが現れた。
白無垢の花嫁だ。
杉村さんは、
タネさんを抱き締めて、
人目をはばからず
号泣した。
続く…
この日記はフィクションです。
【携帯小説】12月23日・前編
2007年12月23日
NikiNiki会員 めいRさんの日記から
みなと大通り公園の
オブジェの前に現れた高齢の男性が
杉村幸太郎さんだろうか。
80歳を過ぎているとは思えないほど、
シャンとしていてダンディだった。
NikiNikiメンバーは10人くらい集まって、
遠巻きに見守っていた。
「杉村幸太郎さんですね。」
「はい、そうです。」
「この度は、
ご無理を申し上げてごめんなさい。
ご迷惑ではないでしょうか。」
「 こちらのほうこそ、
探してくれてありがとう。」
「あの…
もうすぐタネさんがいらっしゃいます。」
「そうですか…」
「お電話でもお知らせしましたが、
車椅子がないと歩けません。
痴呆症ではありませんが…少し、ボケていらっしゃいます。
杉村さんに辛い思いをさせてしまうかもしれません。」
「それは覚悟の上です。
彼女には
苦労という言葉では片付けられないひどいことをしてしまった。
62年間も放ったまま待たせて…
君達…若い人達は、
私のことを鬼のような人間だと思っているだろうね。」
「そんな…
誰もそんなこと思っていません。
戦争がいけないのですから。」
「いや、
私はタネさんにひどいことをした。
戦争ということを差引いても、
最後までタネさんを探さなかった私は…
本当にひどい男だよ。」
「そんなこと…
タネさんはまだ杉村さんのこと、
愛していらっしゃると思います。
手紙も紅い椿の髪飾りも大事に持っているんです。」
「いやいや、
彼女は私を許さんだろう。
タネさんから刺されて殺されてもいいと
覚悟をして来たんですよ。」
杉村さんは
続けて言った。
「若い人には分からんだろうが…
老い先が短くなるとね、ふと人生を後悔するもんだ。
やり直せるならやり直したいと思うこともある。
いつお迎えがきてもいいように、
後悔したくないんだよ。」
杉村さんの両手は
強く拳を握って、
痛みに耐えているようだ。
「さっきも言ったが…
今日、私は覚悟をしてきた。
残りの人生のすべてを賭けた覚悟だ。」
どんな大きな覚悟だろう。
「見守ってくれるかね?」
続く…
この日記はフィクションです。
■昨日の分から朗読音声を制作しています。
http://niki2times4.ktstv.net/e1973.html
みなと大通り公園の
オブジェの前に現れた高齢の男性が
杉村幸太郎さんだろうか。
80歳を過ぎているとは思えないほど、
シャンとしていてダンディだった。
NikiNikiメンバーは10人くらい集まって、
遠巻きに見守っていた。
「杉村幸太郎さんですね。」
「はい、そうです。」
「この度は、
ご無理を申し上げてごめんなさい。
ご迷惑ではないでしょうか。」
「 こちらのほうこそ、
探してくれてありがとう。」
「あの…
もうすぐタネさんがいらっしゃいます。」
「そうですか…」
「お電話でもお知らせしましたが、
車椅子がないと歩けません。
痴呆症ではありませんが…少し、ボケていらっしゃいます。
杉村さんに辛い思いをさせてしまうかもしれません。」
「それは覚悟の上です。
彼女には
苦労という言葉では片付けられないひどいことをしてしまった。
62年間も放ったまま待たせて…
君達…若い人達は、
私のことを鬼のような人間だと思っているだろうね。」
「そんな…
誰もそんなこと思っていません。
戦争がいけないのですから。」
「いや、
私はタネさんにひどいことをした。
戦争ということを差引いても、
最後までタネさんを探さなかった私は…
本当にひどい男だよ。」
「そんなこと…
タネさんはまだ杉村さんのこと、
愛していらっしゃると思います。
手紙も紅い椿の髪飾りも大事に持っているんです。」
「いやいや、
彼女は私を許さんだろう。
タネさんから刺されて殺されてもいいと
覚悟をして来たんですよ。」
杉村さんは
続けて言った。
「若い人には分からんだろうが…
老い先が短くなるとね、ふと人生を後悔するもんだ。
やり直せるならやり直したいと思うこともある。
いつお迎えがきてもいいように、
後悔したくないんだよ。」
杉村さんの両手は
強く拳を握って、
痛みに耐えているようだ。
「さっきも言ったが…
今日、私は覚悟をしてきた。
残りの人生のすべてを賭けた覚悟だ。」
どんな大きな覚悟だろう。
「見守ってくれるかね?」
続く…
この日記はフィクションです。
■昨日の分から朗読音声を制作しています。
http://niki2times4.ktstv.net/e1973.html
【携帯小説】12月22日
2007年12月22日
NikiNiki会員 めいRさんの日記から
■この回の朗読を聴くことができます。

紅い椿の髪飾り
タネさんの婚約者が見つかった。
まだ呆然としている。
NikiNikiの情報網はすごい!
こうしちゃいられない。
急いでカケス。さんに
報告のメッセージを送った。
カケス。さんからはすぐに返信がきた。
カケス。さんは冷静で、
すぐに“紅い椿”コミュに報告コメントを書いてくれた。
そして
タネさんに何かあってはいけないと、
当日タネさんの付き添いをしてくれる、
看護資格か介護資格がある人をコミュで募集してくれた。
NikiNikiは、
一気に動き始めた。
◇◇◇
寒い…
眠れなかった。
ベッドの中でも携帯でずっとニキっていた。
私は今日は日勤だが、
タネさんを明日外出させる手続をしないといけない。
何より、
タネさんに23日のことを説明しなくちゃ。
ベッドを飛び出して、
病院に急ぎ、
何食わぬ顔でタネさんの外出手続をとった。
理由は散歩。
「それはいいことね」と、案外簡単に許可が下りた。
次は8号室に急ぐ。
タネさんは、
今日も窓際の車椅子に座っていた。
ご機嫌は悪くなさそうだ。
「タネさん…」
タネさんが振り向いた。
私は屈んで深呼吸し、
タネさんに話しかけた。
「タネさん、
杉村幸太郎さんに会いたい?」
「幸太郎さん…
あ、あ…」
タネさんの目からみるみる涙があふれた。
「タネさん、
杉村幸太郎さんに会えるのよ。
どうしますか。」
「幸太郎さん…
会いたい…
会いたい…」
私は思わずタネさんを抱き締めて、
背中をさすった。
「タネさん、
会えますよ、杉村さんに。
明日、お出かけしましょうね。
私のお友達が自動車でお迎えに上がりますから。」
「お願いします…
お願いします…」
「会えるから、
今は誰にも秘密ね。」
うんうんと
タネさんはうなづいた。
さぁ、
今から仕事をするのは大変だけど、
頑張らなくちゃ!
私には
NikiNikiのみんながついている。
仕事を終えて、
すっ飛んで部屋に帰った。
コートも脱がずにパソコンを開いた。
“紅い椿”コミュを開くと、祭状態だった。
みんな、自分のことのように喜んでくれている。
ありがとう、みんな…(T_T)
明日の夕方、
みなと大通り公園で再会イベントをすることにした。
参加してくれるのは…
タネさんのお迎えと付き添いが
↓↓
くるぴーちゃん
もとさん
カケス。さん
何かあった時のために、
控えてくれる人達が、
↓↓
ピーチさん
ドジャーさん
おっけい仮面さん
ゆき☆renさん
小豆さん
ケイコ
そして私は、
杉村幸太郎さんのエスコート…
今夜は
眠れるはずがない。
続く…
この日記はフィクションです。
■この回の朗読を聴くことができます。
紅い椿の髪飾り
タネさんの婚約者が見つかった。
まだ呆然としている。
NikiNikiの情報網はすごい!
こうしちゃいられない。
急いでカケス。さんに
報告のメッセージを送った。
カケス。さんからはすぐに返信がきた。
カケス。さんは冷静で、
すぐに“紅い椿”コミュに報告コメントを書いてくれた。
そして
タネさんに何かあってはいけないと、
当日タネさんの付き添いをしてくれる、
看護資格か介護資格がある人をコミュで募集してくれた。
NikiNikiは、
一気に動き始めた。
◇◇◇
寒い…
眠れなかった。
ベッドの中でも携帯でずっとニキっていた。
私は今日は日勤だが、
タネさんを明日外出させる手続をしないといけない。
何より、
タネさんに23日のことを説明しなくちゃ。
ベッドを飛び出して、
病院に急ぎ、
何食わぬ顔でタネさんの外出手続をとった。
理由は散歩。
「それはいいことね」と、案外簡単に許可が下りた。
次は8号室に急ぐ。
タネさんは、
今日も窓際の車椅子に座っていた。
ご機嫌は悪くなさそうだ。
「タネさん…」
タネさんが振り向いた。
私は屈んで深呼吸し、
タネさんに話しかけた。
「タネさん、
杉村幸太郎さんに会いたい?」
「幸太郎さん…
あ、あ…」
タネさんの目からみるみる涙があふれた。
「タネさん、
杉村幸太郎さんに会えるのよ。
どうしますか。」
「幸太郎さん…
会いたい…
会いたい…」
私は思わずタネさんを抱き締めて、
背中をさすった。
「タネさん、
会えますよ、杉村さんに。
明日、お出かけしましょうね。
私のお友達が自動車でお迎えに上がりますから。」
「お願いします…
お願いします…」
「会えるから、
今は誰にも秘密ね。」
うんうんと
タネさんはうなづいた。
さぁ、
今から仕事をするのは大変だけど、
頑張らなくちゃ!
私には
NikiNikiのみんながついている。
仕事を終えて、
すっ飛んで部屋に帰った。
コートも脱がずにパソコンを開いた。
“紅い椿”コミュを開くと、祭状態だった。
みんな、自分のことのように喜んでくれている。
ありがとう、みんな…(T_T)
明日の夕方、
みなと大通り公園で再会イベントをすることにした。
参加してくれるのは…
タネさんのお迎えと付き添いが
↓↓
くるぴーちゃん
もとさん
カケス。さん
何かあった時のために、
控えてくれる人達が、
↓↓
ピーチさん
ドジャーさん
おっけい仮面さん
ゆき☆renさん
小豆さん
ケイコ
そして私は、
杉村幸太郎さんのエスコート…
今夜は
眠れるはずがない。
続く…
この日記はフィクションです。
【携帯小説】12月21日・後編
2007年12月21日
NikiNiki会員 めいRさんの日記から
佐世保の杉村幸太郎さん…
その人が
本当にタネさんの婚約者、
手紙の差出人なのだろうか。
ninninさんに
直接メッセージを送って、電話番号を聞いた。
意を決して、
ままよと電話をした。
なかなか出ない。
ドキドキする。
あと3回コールしたら
切ろう。
「はい。
杉村でございます。」
男性の声だ。
「あの、
杉村幸太郎さんでいらっしゃいますか。」
「はい、そうですが…」
「不躾にごめんなさい。
あの…
福田タネさんという方をご存じでしょうか。」
「はい。
ずいぶん昔のことですが…
君は誰だね?」
「失礼しました…」
自分を名乗り、
ninninさんから電話番号を聞いたこと、
ninninさんとの関係は、
NikiNikiを説明したがおわかりにならないようだ。
続けて喋った。
タネさんの手紙を見て
差出人を探していること。
タネさんは
結婚をしたことがなく、
家族もなく身寄りがないこと。
足が不自由で、
少しボケていらっしゃること。
紅い椿の髪飾りを
大事に持っていること。
一気に喋り終えた。
しばらくして
杉村さんは言った。
「どうやら
君が探しているのは
私のようだね。」
あ…
身体中から
血の気が引いた。
今度は杉村さんが
ゆっくり話し始めた。
「僕は、
知覧から飛立たなかったんだよ。」
「え?」
「当日、
上官から秘密任務を命じられてね、
極秘裏に知覧から小倉に行ったのだよ。」
「まぁ、
それから海を渡ったんだが…」
杉村さんは
終戦後、引上船で着いた佐世保で赤痢に罹り、生死を彷徨った。
赤痢と栄養失調の杉村さんを助けたのは一人の女性だった。
その女性は長崎で被爆していて、母親と二人暮しだった。
杉村さんはタネさんに何十通も手紙を書いたが、
返事は一通もなく消息が分からなかった。
知り合いに頼んで福岡のタネさんの住所を尋ねてもらったが、
近所の人達から6月17日の福岡大空襲から以降、タネさんの家族は行方知れずで、空襲で一家全員死亡したのだろう、ということを聞いた。
杉村さんは絶望した。
そして、進められるまま世話になった女性と結婚した。
もとより杉村さんには家族はなかった。
子供はなく、妻とした人も20年前に亡くなり、
それからずっと一人暮しであること。
…
話しを聞き終わって、
杉村さんの人生の過酷さに絶句した。
長い沈黙のあと
杉村さんはこう言った。
「今更償うことはできないが、
タネさんに会わせてもらえないかね。
ぜひ会いたい。」
「杉村さんが
よろしいのなら。」
「23日、
鹿児島に参ります。
何時にどこにいけばいいか、
決まったら知らせて下さらんかね。」
「はい、わかりました。」
電話を切った。
身体中の力が抜けて、
座り込んでしまった。
続く…
この日記はフィクションです。
佐世保の杉村幸太郎さん…
その人が
本当にタネさんの婚約者、
手紙の差出人なのだろうか。
ninninさんに
直接メッセージを送って、電話番号を聞いた。
意を決して、
ままよと電話をした。
なかなか出ない。
ドキドキする。
あと3回コールしたら
切ろう。
「はい。
杉村でございます。」
男性の声だ。
「あの、
杉村幸太郎さんでいらっしゃいますか。」
「はい、そうですが…」
「不躾にごめんなさい。
あの…
福田タネさんという方をご存じでしょうか。」
「はい。
ずいぶん昔のことですが…
君は誰だね?」
「失礼しました…」
自分を名乗り、
ninninさんから電話番号を聞いたこと、
ninninさんとの関係は、
NikiNikiを説明したがおわかりにならないようだ。
続けて喋った。
タネさんの手紙を見て
差出人を探していること。
タネさんは
結婚をしたことがなく、
家族もなく身寄りがないこと。
足が不自由で、
少しボケていらっしゃること。
紅い椿の髪飾りを
大事に持っていること。
一気に喋り終えた。
しばらくして
杉村さんは言った。
「どうやら
君が探しているのは
私のようだね。」
あ…
身体中から
血の気が引いた。
今度は杉村さんが
ゆっくり話し始めた。
「僕は、
知覧から飛立たなかったんだよ。」
「え?」
「当日、
上官から秘密任務を命じられてね、
極秘裏に知覧から小倉に行ったのだよ。」
「まぁ、
それから海を渡ったんだが…」
杉村さんは
終戦後、引上船で着いた佐世保で赤痢に罹り、生死を彷徨った。
赤痢と栄養失調の杉村さんを助けたのは一人の女性だった。
その女性は長崎で被爆していて、母親と二人暮しだった。
杉村さんはタネさんに何十通も手紙を書いたが、
返事は一通もなく消息が分からなかった。
知り合いに頼んで福岡のタネさんの住所を尋ねてもらったが、
近所の人達から6月17日の福岡大空襲から以降、タネさんの家族は行方知れずで、空襲で一家全員死亡したのだろう、ということを聞いた。
杉村さんは絶望した。
そして、進められるまま世話になった女性と結婚した。
もとより杉村さんには家族はなかった。
子供はなく、妻とした人も20年前に亡くなり、
それからずっと一人暮しであること。
…
話しを聞き終わって、
杉村さんの人生の過酷さに絶句した。
長い沈黙のあと
杉村さんはこう言った。
「今更償うことはできないが、
タネさんに会わせてもらえないかね。
ぜひ会いたい。」
「杉村さんが
よろしいのなら。」
「23日、
鹿児島に参ります。
何時にどこにいけばいいか、
決まったら知らせて下さらんかね。」
「はい、わかりました。」
電話を切った。
身体中の力が抜けて、
座り込んでしまった。
続く…
この日記はフィクションです。
【携帯小説】12月21日・前編
2007年12月21日
NikiNiki会員 めいRさんの日記から
部屋に帰る道すがら、
携帯でNikiNikiを見た。
“紅い椿”コミュには、
ぽつぽつと書き込みがあったが
どれもわからなかったという内容だった。
やっぱり、
無理なのかもね…
部屋に帰ると
すごく疲れていた。
タネさんが私に手紙を読んでと頼んだ時の
か細い声が耳に残っている。
黄ばんで涙がにじんだ手紙…
色褪せた紅い椿の髪飾り…
そして、
あの遠くを見つめる小さな肩…
年月の前では、
NikiNikiも無力なのかな。
虚しい気持ちだ。
昼寝から目が覚めて、
虚ろなままNikiNikiを開いた。
“紅い椿”コミュに
書き込みが増えていた。
ほとんど手掛かりになるような情報はなかった。
kan893さんからのメッセージに目が止まった。
「さつきさん、
お疲れ様です。
ずいぶん前の戦争取材の時、
知覧特攻隊の中に
“杉村幸太郎”という人の名前があったのを記憶していたので、
過去のVで確認しました。
確かに“杉村幸太郎”さんという名前がありました。
名前がタネさんの手紙の差出人に似ていませんか?」
すごい!
本当にいたんだ。
興奮した。
その4つ下にあった
ninninさんのコメントが決定的だった。
「さつきさん、
こんにちは。
今日このコミュを知りました。
実は、私の伯父の友人に、“杉村幸太郎”という方がいます。
お名前が似ていますから伯父に聞きましたら、
どうも、さつきさんが探している方ではないかと言うんです。
今、佐世保に住んでいらっしゃいますが
伯父から電話番号を聞いておきました。
どうしますか?」
ninninさん、すごい!
杉村幸太郎さんは、
生きていた?
電話をしてみる価値が
ありそうだ。
喉が乾いてきた。
冷めたお茶を一気に飲み干した。
タネさんの手紙の差出人は…
佐世保の杉村幸太郎さん
その人なのだろうか。
部屋に帰る道すがら、
携帯でNikiNikiを見た。
“紅い椿”コミュには、
ぽつぽつと書き込みがあったが
どれもわからなかったという内容だった。
やっぱり、
無理なのかもね…
部屋に帰ると
すごく疲れていた。
タネさんが私に手紙を読んでと頼んだ時の
か細い声が耳に残っている。
黄ばんで涙がにじんだ手紙…
色褪せた紅い椿の髪飾り…
そして、
あの遠くを見つめる小さな肩…
年月の前では、
NikiNikiも無力なのかな。
虚しい気持ちだ。
昼寝から目が覚めて、
虚ろなままNikiNikiを開いた。
“紅い椿”コミュに
書き込みが増えていた。
ほとんど手掛かりになるような情報はなかった。
kan893さんからのメッセージに目が止まった。
「さつきさん、
お疲れ様です。
ずいぶん前の戦争取材の時、
知覧特攻隊の中に
“杉村幸太郎”という人の名前があったのを記憶していたので、
過去のVで確認しました。
確かに“杉村幸太郎”さんという名前がありました。
名前がタネさんの手紙の差出人に似ていませんか?」
すごい!
本当にいたんだ。
興奮した。
その4つ下にあった
ninninさんのコメントが決定的だった。
「さつきさん、
こんにちは。
今日このコミュを知りました。
実は、私の伯父の友人に、“杉村幸太郎”という方がいます。
お名前が似ていますから伯父に聞きましたら、
どうも、さつきさんが探している方ではないかと言うんです。
今、佐世保に住んでいらっしゃいますが
伯父から電話番号を聞いておきました。
どうしますか?」
ninninさん、すごい!
杉村幸太郎さんは、
生きていた?
電話をしてみる価値が
ありそうだ。
喉が乾いてきた。
冷めたお茶を一気に飲み干した。
タネさんの手紙の差出人は…
佐世保の杉村幸太郎さん
その人なのだろうか。
【携帯小説】12月20日
2007年12月20日
NikiNiki会員 めいRさんの日記から
寝ている間中、夢を見ていた。
何の夢かは忘れたが、
頬には泣いた跡があった。
今朝も寒い。
暖かくして出かけよう。
NikiNikiをひらいて、
"紅い椿"のコミュを見るが、
まだ新しい書き込みはなかった。
無理かもしれないわね。
土台無理なんだわ。
自分の寂しさを、
タネさんの手紙の方を探すことで
紛らしていたんだわ。
日記を書いた…
何気ない日常のこと。
たいしたことはない毎日だけど、
楽しい気持ちになりたくて、
紅白歌合戦の予想なんかを書いてみた。
すぐに
コメントをもらった。
そうだ。
楽しい気持ちになるには、
楽しいことを書かなくちゃ、
ずっと暗い気持ちのままよね。
努めて明るいコメントを返した。
晩御飯はどうしよう。
NikiNikiで
みんなが美味しいと評判しているラーメン、
コイコイさんのところに行ってみようかな。
ここからは遠いなぁ。
騎射場の三代目女将さんの店はどうだろう。
行った方の日記をみると、
いつもすごく美味しそうな料理の写真が載っている。
でも出勤前だからお酒は飲めないな。
もう、
今日もマックでいいや。
外は明るく、
夕飯には早すぎた。
県民交流センターでは
何かのイベントをやっていたものか、
会場の片づけをしている。
可愛いバンの
ファンキーな焼き芋屋さんがあった。
「もうおしまいですか?」
「まだいいですよ。」
素敵な女性が応対してくれた。
!
手首には私と同じNikiバンドをしている。
声をかけられた。
「あなた、ニキラーさん?」
「ニキラー?
NikiNiki会員ですが、
あなたもですか?」
「初めまして!
私、ママーです。」
「さつきです。」
ネット上より早く、
実際にお会いしたのは初めての経験だ。
「あの、
ニキラーって…?」
「"ニキラー"って、
NikiNiki会員さんの愛称ね。
NikiNikiを見たり書き込みすることを、
"ニキる"っていうのよ。
知らなかった?」
知らなかった…。
ママーさんは明るくて元気がよくて、
素敵な人だった。
マイニキの約束をして、
お芋をオマケしてもらった。
ママーさんが
笑顔で話してくれたから、
私も笑顔になれた。
にこにこにつられて、
にこにこ。(^^)
にこにこはうつるんだな…
にこにこ
にこにこ…
ママーさんに元気をもらって、
そう言いながら歩いた。
勤務に入る前に
携帯から"紅い椿"コミュを見てみたが、
新しい書き込みはまだなにもなかった。
8号室のタネさんは、
今夜はもう寝ていた。
続く…
この日記はフィクションです。
寝ている間中、夢を見ていた。
何の夢かは忘れたが、
頬には泣いた跡があった。
今朝も寒い。
暖かくして出かけよう。
NikiNikiをひらいて、
"紅い椿"のコミュを見るが、
まだ新しい書き込みはなかった。
無理かもしれないわね。
土台無理なんだわ。
自分の寂しさを、
タネさんの手紙の方を探すことで
紛らしていたんだわ。
日記を書いた…
何気ない日常のこと。
たいしたことはない毎日だけど、
楽しい気持ちになりたくて、
紅白歌合戦の予想なんかを書いてみた。
すぐに
コメントをもらった。
そうだ。
楽しい気持ちになるには、
楽しいことを書かなくちゃ、
ずっと暗い気持ちのままよね。
努めて明るいコメントを返した。
晩御飯はどうしよう。
NikiNikiで
みんなが美味しいと評判しているラーメン、
コイコイさんのところに行ってみようかな。
ここからは遠いなぁ。
騎射場の三代目女将さんの店はどうだろう。
行った方の日記をみると、
いつもすごく美味しそうな料理の写真が載っている。
でも出勤前だからお酒は飲めないな。
もう、
今日もマックでいいや。
外は明るく、
夕飯には早すぎた。
県民交流センターでは
何かのイベントをやっていたものか、
会場の片づけをしている。
可愛いバンの
ファンキーな焼き芋屋さんがあった。
「もうおしまいですか?」
「まだいいですよ。」
素敵な女性が応対してくれた。
!
手首には私と同じNikiバンドをしている。
声をかけられた。
「あなた、ニキラーさん?」
「ニキラー?
NikiNiki会員ですが、
あなたもですか?」
「初めまして!
私、ママーです。」
「さつきです。」
ネット上より早く、
実際にお会いしたのは初めての経験だ。
「あの、
ニキラーって…?」
「"ニキラー"って、
NikiNiki会員さんの愛称ね。
NikiNikiを見たり書き込みすることを、
"ニキる"っていうのよ。
知らなかった?」
知らなかった…。
ママーさんは明るくて元気がよくて、
素敵な人だった。
マイニキの約束をして、
お芋をオマケしてもらった。
ママーさんが
笑顔で話してくれたから、
私も笑顔になれた。
にこにこにつられて、
にこにこ。(^^)
にこにこはうつるんだな…
にこにこ
にこにこ…
ママーさんに元気をもらって、
そう言いながら歩いた。
勤務に入る前に
携帯から"紅い椿"コミュを見てみたが、
新しい書き込みはまだなにもなかった。
8号室のタネさんは、
今夜はもう寝ていた。
続く…
この日記はフィクションです。
【携帯小説】12月19日
2007年12月19日
NikiNiki会員 めいRさんの日記から
タネさんの婚約者の消息が
分かるかもしれない。
そう思うと心が弾む。
タネさんに
言ってみようかなぁ。
いえ、ダメ!
期待させて
見つからなかったら
かえって傷つけてしまう。
もし消息が分かっても
もう亡くなっているかもしれない。
ご自分の家庭を持って
幸せに過ごしているかもしれない。
タネさんのことばかりを考えて、
手紙の方の立場には、
あまり思いやっていなかった。
その人がもし生きていて、
ご自分の家族をお持ちなら、
タネさんのことは知らせない方がいい。
そう決心した。
そしてそのことを
コミュにも書き込んだ。
コミュにはまだ、
確実と思える情報はない。
気持ちとは裏腹に、
この"紅い椿"プロジェクトが困難なように思えてきた。
久しぶりに、
携帯に着信があった。
中国の彼からだった。
「さつき、僕だよ。
元気?」
「元気は元気よ。」
「どう、寒くない?」
「何か用?」
「つれないな。
どうも正月過ぎまで
仕事のめどが立たないんだ。
クリスマスプレゼントを送りたいんだけど、
なにがいい?」
「万里の長城!」
「万里の長城は小包で送れないよ。
もっと小さいもの。
小包で送れるもので
欲しいものは何?」
ちょっと考えた…
「中国行きのチケット!」
「こっちにきても
忙しくて相手できないよ。
帰ってこれないぐらいなんだから。」
「じゃあ、
もう何にもいらない!」
「もしもし、
もしもし、さつき…」
通話を切った。
“万里の長城”じゃないなら
何もいらない!
涙があふれて、
胸が苦しい。
意地悪を言ってしまった。
メールを送ろう。
「さっきはごめんない。
愛してるわ。」
30分ほどして、返信があった。
「愛しているよ。」
たった7文字だった。
消しては見て、
見ては消して、
心の中で何度も何度も
「愛しているよ。」とつぶやいてみた。
もう、
顔も匂いも忘れそう…
タネさんは、
手紙の人の顔を覚えているだろうか。
"紅い椿"のコミュは、
静かだった。
続く…
この日記はフィクションです。
タネさんの婚約者の消息が
分かるかもしれない。
そう思うと心が弾む。
タネさんに
言ってみようかなぁ。
いえ、ダメ!
期待させて
見つからなかったら
かえって傷つけてしまう。
もし消息が分かっても
もう亡くなっているかもしれない。
ご自分の家庭を持って
幸せに過ごしているかもしれない。
タネさんのことばかりを考えて、
手紙の方の立場には、
あまり思いやっていなかった。
その人がもし生きていて、
ご自分の家族をお持ちなら、
タネさんのことは知らせない方がいい。
そう決心した。
そしてそのことを
コミュにも書き込んだ。
コミュにはまだ、
確実と思える情報はない。
気持ちとは裏腹に、
この"紅い椿"プロジェクトが困難なように思えてきた。
久しぶりに、
携帯に着信があった。
中国の彼からだった。
「さつき、僕だよ。
元気?」
「元気は元気よ。」
「どう、寒くない?」
「何か用?」
「つれないな。
どうも正月過ぎまで
仕事のめどが立たないんだ。
クリスマスプレゼントを送りたいんだけど、
なにがいい?」
「万里の長城!」
「万里の長城は小包で送れないよ。
もっと小さいもの。
小包で送れるもので
欲しいものは何?」
ちょっと考えた…
「中国行きのチケット!」
「こっちにきても
忙しくて相手できないよ。
帰ってこれないぐらいなんだから。」
「じゃあ、
もう何にもいらない!」
「もしもし、
もしもし、さつき…」
通話を切った。
“万里の長城”じゃないなら
何もいらない!
涙があふれて、
胸が苦しい。
意地悪を言ってしまった。
メールを送ろう。
「さっきはごめんない。
愛してるわ。」
30分ほどして、返信があった。
「愛しているよ。」
たった7文字だった。
消しては見て、
見ては消して、
心の中で何度も何度も
「愛しているよ。」とつぶやいてみた。
もう、
顔も匂いも忘れそう…
タネさんは、
手紙の人の顔を覚えているだろうか。
"紅い椿"のコミュは、
静かだった。
続く…
この日記はフィクションです。
【携帯小説】12月18日
2007年12月18日
NikiNiki会員 めいRさんの日記から
部屋に帰っても
落ち着かなかった。
カケス。さんによると、
プライバシーのこともあるし、
タネさんの手紙の差出人を探すプロジェクトに
NikiNikiの全員が賛同するとは限らない。
逆に、
快く思わない人がいるかもしれない。
だから、管理人の承認制コミュを立ち上げて、
マイニキさんから広げていこうという提案だった。
コミュの管理人は
マイニキさんが多いカケス。さん、
副管理人が私だ。
コミュニティ検索から、
新規作成をクリックして
このプロジェクトをUPする。
そして、そのコミュニティの紹介メッセージを、
カケス。さんと私のマイニキさんに送信する。
コミュニティの名前は
"紅い椿"にしてもらった。
協力しようと参加してくださる人が
何人いるだろうか。
誰もいないかもしれない。
それに
探している人は
見つからないかもしれない。
でも、
もし見つかったら、
どうしたらいいのだろうか…
いろいろ考えているうちに
眠れなくなってしまった。
外はぴゅーぴゅーともがり笛が吹いている。
時折サッシがカタカタいう。
でももう始まったのだ。
日付も変わってしまった。
覚悟を決めて、
もう寝よう。
眠れない。
寝よう。
眠れない。
寝よう…
◇◇◇
お昼前、
NIKINikiを開いた。
"紅い椿"コミュに参加してくれていた人が
11人もいた。
コミュ紹介メッセージを送ったマイニキさんは、
承認作業をしなくても参加できるようだ。
11人からのコメントは私を元気付けてくれた。
「ブルーベリーです。
見つかるといいですね。
お仕事でお会いする方に
顔が広い方がいるので聞いてみます。」
「杏仁ママです。
知り合いに、同じ歳くらいのお婆さんがいます。
確か、知覧出身だったかも…
あさって会うので聞いておきます。」
「もとです。
この前さつきさんが相手をしてくれた爺ちゃん達が知ってるかもしれません。
聞いてみるから待っててね。」
「のびたです。
心当たりは何もないけど、
頑張って下さいね。応援しています。」
「こんこんです。
ネットラジオを運営しているので、
そちらの方からもアプローチしてみます。」
「ピーチです。
すごいこと始めましたね。
でも、こうなるんじゃないかと思っていたの。
不思議じゃないわ。
職場の人達も巻き込んで、情報収集を試みてみます。」
「ゆうろんです。
私の知っている人は知覧にいたらしいから、
明日早速聞いてみます。」
「あっちゃんです。
勤め先に知覧の資料があるから
見てみます。」
「aho!です。
マッサージにくるお客様で
詳しそうなお婆ちゃんがいるので、
今度いらしたら聞いてみます。
ところで、美味しい高菜漬いりませんか?」
「びたみんっこです。
主人が仕事で
知覧特攻隊の人の話しを聞いたことがありました。
何か知っているかも!」
「パインです。
親父の漁師仲間のお爺さんが似たような話ししていたな…
聞いてみます。
もしその人だったらいいね。」
…
すごい!
すごい…(涙)
ものすごく強い北風が、
分厚い雲を蹴散らしていくようだ。
見つかるかもしれない。
そんな気がしてきた。
興奮しながら、
お礼とご協力お願いのコメントを書いた。
続く…
この日記はフィクションです。
部屋に帰っても
落ち着かなかった。
カケス。さんによると、
プライバシーのこともあるし、
タネさんの手紙の差出人を探すプロジェクトに
NikiNikiの全員が賛同するとは限らない。
逆に、
快く思わない人がいるかもしれない。
だから、管理人の承認制コミュを立ち上げて、
マイニキさんから広げていこうという提案だった。
コミュの管理人は
マイニキさんが多いカケス。さん、
副管理人が私だ。
コミュニティ検索から、
新規作成をクリックして
このプロジェクトをUPする。
そして、そのコミュニティの紹介メッセージを、
カケス。さんと私のマイニキさんに送信する。
コミュニティの名前は
"紅い椿"にしてもらった。
協力しようと参加してくださる人が
何人いるだろうか。
誰もいないかもしれない。
それに
探している人は
見つからないかもしれない。
でも、
もし見つかったら、
どうしたらいいのだろうか…
いろいろ考えているうちに
眠れなくなってしまった。
外はぴゅーぴゅーともがり笛が吹いている。
時折サッシがカタカタいう。
でももう始まったのだ。
日付も変わってしまった。
覚悟を決めて、
もう寝よう。
眠れない。
寝よう。
眠れない。
寝よう…
◇◇◇
お昼前、
NIKINikiを開いた。
"紅い椿"コミュに参加してくれていた人が
11人もいた。
コミュ紹介メッセージを送ったマイニキさんは、
承認作業をしなくても参加できるようだ。
11人からのコメントは私を元気付けてくれた。
「ブルーベリーです。
見つかるといいですね。
お仕事でお会いする方に
顔が広い方がいるので聞いてみます。」
「杏仁ママです。
知り合いに、同じ歳くらいのお婆さんがいます。
確か、知覧出身だったかも…
あさって会うので聞いておきます。」
「もとです。
この前さつきさんが相手をしてくれた爺ちゃん達が知ってるかもしれません。
聞いてみるから待っててね。」
「のびたです。
心当たりは何もないけど、
頑張って下さいね。応援しています。」
「こんこんです。
ネットラジオを運営しているので、
そちらの方からもアプローチしてみます。」
「ピーチです。
すごいこと始めましたね。
でも、こうなるんじゃないかと思っていたの。
不思議じゃないわ。
職場の人達も巻き込んで、情報収集を試みてみます。」
「ゆうろんです。
私の知っている人は知覧にいたらしいから、
明日早速聞いてみます。」
「あっちゃんです。
勤め先に知覧の資料があるから
見てみます。」
「aho!です。
マッサージにくるお客様で
詳しそうなお婆ちゃんがいるので、
今度いらしたら聞いてみます。
ところで、美味しい高菜漬いりませんか?」
「びたみんっこです。
主人が仕事で
知覧特攻隊の人の話しを聞いたことがありました。
何か知っているかも!」
「パインです。
親父の漁師仲間のお爺さんが似たような話ししていたな…
聞いてみます。
もしその人だったらいいね。」
…
すごい!
すごい…(涙)
ものすごく強い北風が、
分厚い雲を蹴散らしていくようだ。
見つかるかもしれない。
そんな気がしてきた。
興奮しながら、
お礼とご協力お願いのコメントを書いた。
続く…
この日記はフィクションです。
面白いよ♪
2007年12月18日



触れる造形展の
レポートです。
思いっきり、
触り、戯れています。
楽しすぎ♪
写真1は、
桃北勇一さん作
“戯れる風”です。
鉄でできているので、
私のジャングルジムにしています。
写真2は、
竹道久さん作
“緑の譜”です。
頭から爪先まで、私より大きいんです。
アップで見たら、さらに仲良しカップルに見えます。
写真3は、
藤浩志さん作
夢の島の夢の鳥‐櫛
ホテルでもらう、
プラスチックの櫛が集まってできています。
結構な重量感です。
12月18日(火)より24日(月)まで鹿児島県歴史資料センター黎明館にて「触れる造形展2007」が開催されています。
時間は9:00~17:00(最終日は16:00)
【携帯小説】12月17日
2007年12月17日
NikiNiki会員 めいRさんの日記から
昨日の
☆MASAKO☆さんのエステが気持ちよくて
ぐっすりと寝た。
おかげでお寝坊、時間ぎりぎりだ。
今日は日勤なので
明るいうちの出勤。
時間がないのに
すべすべお肌にちょっと明るめのメイクをしたりする。
結局、朝食は食べずに外にでた。
夜はいつもイルミネーションに輝くみなと大通り公園の欅は、
幹から枝まで電飾のラインが撒きつけられていた。
明るいうちに見ると痛々しい。
「かわいそうにね。
いつもありがとね。」
小声で欅に話しかけると、
路傍に積もった欅の落ち葉が風でくるくる舞い踊った。
「今日も頑張ってね。」と言ってくれているかのようだ。
走って走って病院に着いた。
病院に着くと、
朝ごはん抜きを忘れるくらいに忙しい。
昼休みに入って、
食堂に行く前に8号室のタネさんに会いに行った。
「タネさん、寒くないですか?」
「寒くない。」
病室に背を向けて
窓辺の車椅子に座るタネさんは少し笑った。
今日は月曜日にもかかわらず、
見舞い客でにぎやかだ。
そろそろ年末年始の一時帰宅の相談にきているのだろう。
タネさんと同室の、同じくらいの年齢の方のところには
見舞い客が連れた子供が
走り回って叱られた。
タネさんは、それが見えないかのように、
今日も桜島の方を見つめていた。
食堂に行くのを止めて
売店でお弁当を買い、
東新館の工事現場に寄ってみた。
カケス。さんが
工事現場で本を読みながら
一人でお弁当を食べていた。
「ご一緒してもいいですか?」
「あ、さつきさん!
もちろんですよ。
でもヘルメット被ってね。用意しておいたから。」
「カケス。さん…
NikiNikiで人探しができると思う?」
「さぁ…
今まで誰もしたことないけど、
できるかもしれないね。
誰か探したい人がいるの?
昔の恋人とか…」
「そう、昔の恋人なんです。
あ、私の恋人じゃないですよ。」
関を切ったように、
私はカケス。さんにタネさんの婚約者のことを話した。
「う〜ん…
60年以上も前に知覧から飛び立った婚約者か…
たぶん、生きてる可能性はほとんどないよ。」
「でも、この前NikiNikiのボランティアコミュで行った
老人施設のご老人から聞いたんです。
特攻隊で生き残っている人もいるって。
それに戦後の混乱の中で、
もともと住んでいたところに帰れなかった人も
たくさんいるって。」
「じゃ、やってみる?」
「ありがとうございます。
でも実際、
どうやってNikiNikiのみなさんに声をかけたらいいものか…」
続く…
この日記はフィクションです。
昨日の
☆MASAKO☆さんのエステが気持ちよくて
ぐっすりと寝た。
おかげでお寝坊、時間ぎりぎりだ。
今日は日勤なので
明るいうちの出勤。
時間がないのに
すべすべお肌にちょっと明るめのメイクをしたりする。
結局、朝食は食べずに外にでた。
夜はいつもイルミネーションに輝くみなと大通り公園の欅は、
幹から枝まで電飾のラインが撒きつけられていた。
明るいうちに見ると痛々しい。
「かわいそうにね。
いつもありがとね。」
小声で欅に話しかけると、
路傍に積もった欅の落ち葉が風でくるくる舞い踊った。
「今日も頑張ってね。」と言ってくれているかのようだ。
走って走って病院に着いた。
病院に着くと、
朝ごはん抜きを忘れるくらいに忙しい。
昼休みに入って、
食堂に行く前に8号室のタネさんに会いに行った。
「タネさん、寒くないですか?」
「寒くない。」
病室に背を向けて
窓辺の車椅子に座るタネさんは少し笑った。
今日は月曜日にもかかわらず、
見舞い客でにぎやかだ。
そろそろ年末年始の一時帰宅の相談にきているのだろう。
タネさんと同室の、同じくらいの年齢の方のところには
見舞い客が連れた子供が
走り回って叱られた。
タネさんは、それが見えないかのように、
今日も桜島の方を見つめていた。
食堂に行くのを止めて
売店でお弁当を買い、
東新館の工事現場に寄ってみた。
カケス。さんが
工事現場で本を読みながら
一人でお弁当を食べていた。
「ご一緒してもいいですか?」
「あ、さつきさん!
もちろんですよ。
でもヘルメット被ってね。用意しておいたから。」
「カケス。さん…
NikiNikiで人探しができると思う?」
「さぁ…
今まで誰もしたことないけど、
できるかもしれないね。
誰か探したい人がいるの?
昔の恋人とか…」
「そう、昔の恋人なんです。
あ、私の恋人じゃないですよ。」
関を切ったように、
私はカケス。さんにタネさんの婚約者のことを話した。
「う〜ん…
60年以上も前に知覧から飛び立った婚約者か…
たぶん、生きてる可能性はほとんどないよ。」
「でも、この前NikiNikiのボランティアコミュで行った
老人施設のご老人から聞いたんです。
特攻隊で生き残っている人もいるって。
それに戦後の混乱の中で、
もともと住んでいたところに帰れなかった人も
たくさんいるって。」
「じゃ、やってみる?」
「ありがとうございます。
でも実際、
どうやってNikiNikiのみなさんに声をかけたらいいものか…」
続く…
この日記はフィクションです。
【携帯小説】12月16日
2007年12月16日
NikiNiki会員 めいRさんの日記から
朝起きて顔を洗った。
水が冷たくて目が覚めた。
今日は夜勤明け、
外は寒そうだし、
暖房を効かせてゆっくりたっぷり
部屋でNikiろうかな…
昨日、
マッサージかアロマの紹介をして欲しいって
日記に書いたんだっけ…
パソコンを開くと、
10件以上の書き込みがあった。
うわぁ〜!
こんなに書き込みをもらったのは、
"初めまして"の日記以来だ。
NikiNikiって、情報網もすごいことを知った。
マイニキさんからのご紹介は、
アロママッサージはaho!さん、
エステは☆MASAKO☆さんが多かった。
書き込みをいただいたみなさん一人ずつに
お礼のコメントをした。
マッサージにしようか、
エステにしようか迷いに迷って、
☆MASAKO☆さんのフェイスエステを受けてみようと思った。
でも、どこに連絡をしたらいいのだろう。
☆MASAKO☆さんのプロフィールをみると、
お店のブログが紹介されていて、連絡先が書いてあった。
恐る恐る電話をしてみる…
「はい、
"リラクゼーションサロン・かのん"でございます。」
あ、名前、どういえばいいんだろう。
本名はご存じないはず。
「あのう…
初めてお電話をします。
NikiNikiのさつきと申します。
☆MASAKO☆さん、いらっしゃいますか?」
「あ〜NikiNikiメンバーさんですね。
初めまして!☆MASAKO☆です。」
電話をするまでのいきさつと、
エステを受けたいことを話をした。
「いいですよ。
今日は午後からはご都合はいかがですか?」
「あ、暇です。
でも場所がいまいちわからないんですが…
自動車がないので、公共交通機関で行きたいのです。」
「じゃぁ、谷山電停に着いたら、
NikiNikiからメッセージで知らせてください。
自動車でお迎えに行きますよ。」
「え…いいんですか?
助かります。
恐れ入りますが、よろしくお願いします。」
谷山電停について、
10分も経たないうちに☆MASAKO☆さんが
お迎えに来てくださった。
☆MASAKO☆さんのお肌はすべすべピカピカで、
年齢を伺って驚いた。
サロンはとても居心地がよかった。
「さつきさんは、Nikiバンドは持ってらっしゃるの?」
「え?Nikiバンドって何ですか?」
Nikiバンドは400円で買える、
赤いビニール製のリストバンドで、
それを着けてNikiNiki協賛店に行くと、
さまざまな特典があるそうだ。
☆MASAKO☆さんは、
まだNikiバンドを持っていない私にも、
持っている人と同じように料金をサービスしてくれた。
その上、化粧品の試供品までくれた。
「☆MASAKO☆さん、NikiNikiって情報網がすごいですね。
私、日記で尋ねただけで、
10人以上の方々からコメントもらって驚いたんです。」
「地域SNSの強みね。
東京のサロンを教えてもらっても仕方がないですものね。
案外、人探しなんかしたらすぐに見つかったりして…(笑)」
☆MASAKO☆さんは笑っていらっしゃるけど、
案外、見つかるかもしれないな。
谷山電停まで送ってもらい、
マイニキの約束をしてお別れした。
「ありがとうございました。」
「今度はメイクにいらっしゃいな。
パーティメイクも1000円よ。
NikiNiki特典だから。
それと、
Nikiバンドは管理人さんにメッセージして買うといいわ。」
黄昏も終わる時刻で、
電車の窓は鏡のようになっていた。
何度も窓の鏡に映った自分の顔を見る。
思わずにんまりしてしまった。
「彼に見せたらなんて言うかしら?」
その彼は、中国からいつ帰ってくるかも知れない。
すべすべになった頬に涙が流れた。
天文館の電停で降りるたくさんの人を眺めながら、
今夜の約束もない私はふと思った。
…
本当に人探しができるかしら?
探してみたい人がいる。
続く…
この日記はフィクションです。
朝起きて顔を洗った。
水が冷たくて目が覚めた。
今日は夜勤明け、
外は寒そうだし、
暖房を効かせてゆっくりたっぷり
部屋でNikiろうかな…
昨日、
マッサージかアロマの紹介をして欲しいって
日記に書いたんだっけ…
パソコンを開くと、
10件以上の書き込みがあった。
うわぁ〜!
こんなに書き込みをもらったのは、
"初めまして"の日記以来だ。
NikiNikiって、情報網もすごいことを知った。
マイニキさんからのご紹介は、
アロママッサージはaho!さん、
エステは☆MASAKO☆さんが多かった。
書き込みをいただいたみなさん一人ずつに
お礼のコメントをした。
マッサージにしようか、
エステにしようか迷いに迷って、
☆MASAKO☆さんのフェイスエステを受けてみようと思った。
でも、どこに連絡をしたらいいのだろう。
☆MASAKO☆さんのプロフィールをみると、
お店のブログが紹介されていて、連絡先が書いてあった。
恐る恐る電話をしてみる…
「はい、
"リラクゼーションサロン・かのん"でございます。」
あ、名前、どういえばいいんだろう。
本名はご存じないはず。
「あのう…
初めてお電話をします。
NikiNikiのさつきと申します。
☆MASAKO☆さん、いらっしゃいますか?」
「あ〜NikiNikiメンバーさんですね。
初めまして!☆MASAKO☆です。」
電話をするまでのいきさつと、
エステを受けたいことを話をした。
「いいですよ。
今日は午後からはご都合はいかがですか?」
「あ、暇です。
でも場所がいまいちわからないんですが…
自動車がないので、公共交通機関で行きたいのです。」
「じゃぁ、谷山電停に着いたら、
NikiNikiからメッセージで知らせてください。
自動車でお迎えに行きますよ。」
「え…いいんですか?
助かります。
恐れ入りますが、よろしくお願いします。」
谷山電停について、
10分も経たないうちに☆MASAKO☆さんが
お迎えに来てくださった。
☆MASAKO☆さんのお肌はすべすべピカピカで、
年齢を伺って驚いた。
サロンはとても居心地がよかった。
「さつきさんは、Nikiバンドは持ってらっしゃるの?」
「え?Nikiバンドって何ですか?」
Nikiバンドは400円で買える、
赤いビニール製のリストバンドで、
それを着けてNikiNiki協賛店に行くと、
さまざまな特典があるそうだ。
☆MASAKO☆さんは、
まだNikiバンドを持っていない私にも、
持っている人と同じように料金をサービスしてくれた。
その上、化粧品の試供品までくれた。
「☆MASAKO☆さん、NikiNikiって情報網がすごいですね。
私、日記で尋ねただけで、
10人以上の方々からコメントもらって驚いたんです。」
「地域SNSの強みね。
東京のサロンを教えてもらっても仕方がないですものね。
案外、人探しなんかしたらすぐに見つかったりして…(笑)」
☆MASAKO☆さんは笑っていらっしゃるけど、
案外、見つかるかもしれないな。
谷山電停まで送ってもらい、
マイニキの約束をしてお別れした。
「ありがとうございました。」
「今度はメイクにいらっしゃいな。
パーティメイクも1000円よ。
NikiNiki特典だから。
それと、
Nikiバンドは管理人さんにメッセージして買うといいわ。」
黄昏も終わる時刻で、
電車の窓は鏡のようになっていた。
何度も窓の鏡に映った自分の顔を見る。
思わずにんまりしてしまった。
「彼に見せたらなんて言うかしら?」
その彼は、中国からいつ帰ってくるかも知れない。
すべすべになった頬に涙が流れた。
天文館の電停で降りるたくさんの人を眺めながら、
今夜の約束もない私はふと思った。
…
本当に人探しができるかしら?
探してみたい人がいる。
続く…
この日記はフィクションです。
【携帯小説】12月15日
2007年12月15日
NikiNiki会員 めいRさんの日記から
朝、部屋に帰ってお風呂に入った。
タネさんのことが、
まだ心から消えなくて、少し感傷的になっていた。
NikiNikiを開くと、
昨日マイニキリンクの申請をしたコラビさんから
メッセージが届いていた。
「さつきさん
マイニキリンクの申請、ありがとうございます。
しかし、僕はあなたとお会いしたこともなく、
日記にコメントをもらったことも、
私からコメントを差し上げたこともありません。
ですので、今回のマイニキ申請を拒否させて頂きます。
もう少しあなたがどういう方かを知ってから
マイニキを検討したいと思います。
気を悪くなさらないで下さい。
正直申し上げて、
すこし不躾な方かな、と思いました。(笑)」
がーん!
がーん!
がーん!
不躾って、コラビさんのほうが失敬だわ。
…でも、
冷静になって考えると、
私はコラビさんとコメントのやり取りをしていたわけでもなくて、
コラビさんのような職業の方とマイニキになって
自慢しようとしていただけだ。
見透かされたような気がした。
恥ずかしかった。
「コラビさん、
大変失礼しました。
コラビさんのおっしゃるとおり不躾な申請をしてしまいました。
ごめんなさい。
今後、またマイニキ申請をすることがあるかもしれませんが、
その時また、ご検討いただければ嬉しいです。」
お詫びのメッセージを送信しようと思ったが、
なかなか送信できなかった。
でも、きっとコラビさんは一日考えて、
悩んで拒否されたことだろう。
私の早計なメールで、
知らない方を一日悩ませてしまった。
そう思うとお詫びをせずにはいられない。
やはり、素直に謝ろう。
送信ボタンを押した。
今日は午前中から、
気持ちが沈んでしまった。
もともと自分が原因なのだが、
恥ずかしいという気持ちはなかなか消えない。
今度からマイニキリンクの申請は、
失礼にあたらないようにマナーを守らなければ…
そう思いなおして昼寝した。
◇◇
最近は夜勤が続いているので、
なんとなく体調がよくないようだ。
昼夜逆転は、
体に悪いに決まっている。
マッサージでも受けたいな。
エステとかもいいかもしれない。
でも、どちらも未経験だ。
NikiNikiの日記に書いてみた。
「どなたか、
マッサージかエステのいいお店を
ご存知でしたら教えてください。」
今夜も、
さえない顔で仕事に出掛ける。
でも、2週間前と違うところは、
NikiNikiで友人ができたことだ。
そう思うと、
クリスマスイルミネーションも暖かく見えた。
続く…
この日記はフィクションです。
朝、部屋に帰ってお風呂に入った。
タネさんのことが、
まだ心から消えなくて、少し感傷的になっていた。
NikiNikiを開くと、
昨日マイニキリンクの申請をしたコラビさんから
メッセージが届いていた。
「さつきさん
マイニキリンクの申請、ありがとうございます。
しかし、僕はあなたとお会いしたこともなく、
日記にコメントをもらったことも、
私からコメントを差し上げたこともありません。
ですので、今回のマイニキ申請を拒否させて頂きます。
もう少しあなたがどういう方かを知ってから
マイニキを検討したいと思います。
気を悪くなさらないで下さい。
正直申し上げて、
すこし不躾な方かな、と思いました。(笑)」
がーん!
がーん!
がーん!
不躾って、コラビさんのほうが失敬だわ。
…でも、
冷静になって考えると、
私はコラビさんとコメントのやり取りをしていたわけでもなくて、
コラビさんのような職業の方とマイニキになって
自慢しようとしていただけだ。
見透かされたような気がした。
恥ずかしかった。
「コラビさん、
大変失礼しました。
コラビさんのおっしゃるとおり不躾な申請をしてしまいました。
ごめんなさい。
今後、またマイニキ申請をすることがあるかもしれませんが、
その時また、ご検討いただければ嬉しいです。」
お詫びのメッセージを送信しようと思ったが、
なかなか送信できなかった。
でも、きっとコラビさんは一日考えて、
悩んで拒否されたことだろう。
私の早計なメールで、
知らない方を一日悩ませてしまった。
そう思うとお詫びをせずにはいられない。
やはり、素直に謝ろう。
送信ボタンを押した。
今日は午前中から、
気持ちが沈んでしまった。
もともと自分が原因なのだが、
恥ずかしいという気持ちはなかなか消えない。
今度からマイニキリンクの申請は、
失礼にあたらないようにマナーを守らなければ…
そう思いなおして昼寝した。
◇◇
最近は夜勤が続いているので、
なんとなく体調がよくないようだ。
昼夜逆転は、
体に悪いに決まっている。
マッサージでも受けたいな。
エステとかもいいかもしれない。
でも、どちらも未経験だ。
NikiNikiの日記に書いてみた。
「どなたか、
マッサージかエステのいいお店を
ご存知でしたら教えてください。」
今夜も、
さえない顔で仕事に出掛ける。
でも、2週間前と違うところは、
NikiNikiで友人ができたことだ。
そう思うと、
クリスマスイルミネーションも暖かく見えた。
続く…
この日記はフィクションです。







