NikiNiki会員 ひゅうさんの日記から
笑い声の絶えない展覧会。

それが「触れる造形展」です。
「お手に触れないでください」「写真を撮らないでください」が展覧会などでの常識。
でも、この触れる造形展では、思いっきり触ったり、頬ずりしたり、作品によっては座ったりできます。

目で見た印象と触った感覚の違いにびっくりしたり、同じような作品でも素材の違いで手触りや軽くたたいた時の音が違うことを発見したりして、あちこちで驚きの声があがります。

子どもたちに人気なのが、布でつくった作品たち。
アーティストのヤマグチアキコさんの指導のもと、
文化ボランティアのメンバーが作った44体の「ぐるぐるレッド」に駆け寄り、積み上げてみたり、自分の周りに2重3重に螺旋を描くように配置してみたりして楽しんでいました。

楽しい作品の数々に、いつも間にか知らない人同士が「おもしろいねぇ」「よくこんなこと思いつくね」などと会話しています。「本当に触っていいんですか?」と遠慮がちに触っていた大人たちも、いつも間にか夢中。
昨日に続いてやって来た子どもたちが、いっしょに来た友達に自慢げに説明している様子もあちこちで見られました。
最終日ということもあり、来場していた出品作家も「こんなに喜んでもらえるなんて!」と感激した様子。
作品と来場者の橋渡し役としてお手伝いしてきたボランティアのメンバーも、作品が壊れないように注意しながらも自然と笑顔になります。
今日で終ってしまうことが、なんだかとっても寂しい気持ちになりました。
みんなの笑顔で溢れた造形展。また、来年、お会いしましょう。